NPO法人 営業支援隊 松田裕視(Hiromi Matsuda)様
(下記に3日目=第5回研修で話題提供を頂いた松田様のお話の内容を掲載致します。
なお、この記録は埼玉SOHO/MB支援ネット・柴田郁夫が記録したものであり、その文責はすべて当方にあります。)
- 25年間日本興業銀行に勤務し個人ローンなどを立ち上げた後、ロスでベンチャー企業の社長を歴任。
- 現在は教育研修・訓練の企業で、ITベンチャーの支援研修等を行うが、その事業のブリッジローンの件が縁になり、藤氏(当時・関東経済産業局部長)を通じてセールスレップとの接点ができる。
- 中小企業やベンチャーにとって営業がもっとも重要。そこに焦点をあてたものが「営業支援隊」。シーズプロバイダー(商材提供企業)、BD(ビジネスデベロッパー、セールスレップ)、BP(ビジネスプロヂューサー、コーディネータ)、BN(ビジネスナビゲーター、専門職能の士業等)が集まったNPO。
- 松田氏自身は、金融の面での機能を担う。夢のあるサクセスストーリーを作りだそうと考えている。
- 発起人には、セブンイレブンジャパンや日立、レンウン等のOBもおり、まずはITとアパレルをテーマとしていく。企業に対して営業の支援をする人材を求めている。ぜひBPになりたいという方に集まってもらいたい。
- NPOとしては、
- メディア機能(研究や行動の結果、人材の紹介、とくにBD/セールスレップの存在を知らしめる)
- BD/セールスレップの資格認定のガイドライン作り(BD/セールスレップの信用確立)
- 日本でのアカデミックな体系づくり
- 米国等海外とのネットワーク
- 複数の部会を開催
等を行う。
- 12/2には、発起人の話やパネルディスカッションを実施予定。会場では2つの商材を展示して、売ってくれるセールスレップを求めたりもする。
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(質問)いま一つ内容がよくわからない。
(回答)NPOでは実際のビジネスそのものを行うことは無理と考えており、NPOの外にビジネスが起きることをサポートする。実際のBPは外部にいて、NPOは情報の結節点となっていくようなイメージで考えている。
(質問)海外企業「マナオンライン」の日本ブランチとしては考えているか。
(回答)海外との具体的なネットワークまだこれからの動きである。
(質問)部会はどのようなタームで開催されるか?
(回答)「ITタグを使った流通革命」といった具体的なテーマをもった部会が立ちあがることが決まっている。具体的な日程等は今後詳細が決まる。
(質問)個人と企業会員を募集ということだが、企業会員は商材提供側か、それともセールスレップの企業か?
(回答)現在の加盟企業3者はBD。つまり現在のところはセールスレップの企業といえる。
(了)
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