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挨拶
セールスレップ・販路コーディネータ協同組合の活動は自助(組合員)、共助(地域委員)、公助(公的支援機関)の3本の柱を基本スタンスとしたネットワークの拡充に取り組んでいます。
協同組合の武器となるMMC(マネジメントマーケティング会議)、MMP®(マネジメントマーケティング・プログラム)は企業、組織のイノベーションを強化し、地域が有する多様な強みや特長、潜在力等を積極的に活用し、産学官等の様々な主体のネットワークを活性化させることにより、新たな成長産業群の継続的な創出するための展開を図っています。
組合では、地域の優れた産業支援モデル等を全国的に共有・実践すること等を通じ、新たな事業活動の全国的な展開を支援する。産業支援は、地域中小企業、地域金融機関、地域公的支援機関と連携し、販路開拓マーケティング事業につなげるほか、裾野の広い観光業界を視野に入れた地域活性化を図っています。
今後も中小メーカーの高まる期待に応えていくため、セールスレップ・販路コーディネータ協同組合員を中心としたメンバーがリーダー的存在となり、それぞれの専門分野ごとに得意な事業者がマネジメントマーケティング視点でさらなる活動を行い、JSRA(日本セールスレップ協会)及び(一社)日本販路コーディネータ協会、日本観光士会とのコンサルタント等と連携し、協同事業を強化実施することで、それらの活動の普及促進をさらに進めてゆきたいと考えています。
高度なセールスレップにおいては、まず企業の販売戦略について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した販売戦略を実行するに当たって具体的な販売計画を立て実施し、その実績やその後の変化を踏まえた支援も行います。
また、販売先への提案・取引交渉に当たり商材の改良・改善のアドバイスにより販売先の要望に合わせた商材の最適化も行います。
このため、セールスレップは、専門的知識の活用とともに、市場環境や販売先需要情報など販売戦略策定に必要な情報を把握し、販売先への商材提案から経営者への適切な助言まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力が求められています。
また、特に中堅・中小企業経営者の悩みに応える頼れるアドバイザーが販路コーディネータです。
経営者の立場に立って、事業戦略と商品戦略、販売戦略、販売促進戦略をブラッシュアップ、実践し、成功に導くキーパーソンの役割を果たしています。
商品開発、マーケティング、販売企画、宣伝販売促進、販路開拓など、現状の製品開発から製品評価、販売促進活動にいたるまでの業務を一貫してサポートする。国、地方公共団体をはじめとする行政支援機関による各種の「中小企業支援施策」を活用しながら、事業戦略の企画立案もアドバイスをさせていただいております。
特に、中小企業やベンチャー企業には販売ルート先を開拓できるノウハウ、商品開発、マーケティング、販売企画、宣伝販売促進、販路開拓が不足している、などの理由で、優良な商材・商品が埋もれていることが多くあります。
また、販売員を社員として雇用、教育することが難しい中小企業では、「セールスレップ」、「販路コーディネータ」、「観光コーディネーター」は、営業機会拡大、地域活性化、販売推進役として期待されています。
全国のセールスレップおよび販路コーディネータ、観光コーディネーターを有する専門家集団であるセールスレップ協同組合は、経済産業省の外郭団体・全国中小企業中央会実現化事業、中小企業庁等においてもその実践、研究活動などから構築した「全国商材取扱い統一基準書」、「プロトタイプ取扱い統一基準書」、「地域特産品商材取扱い統一基準書」等を策定、発表させていただきました。
今後も全国の行政、公的支援機関等のご支援を受け、セールスレップシステム導入を中心とした仕組み作りの専門家、あるいはコンサルタント、メーカー経営者などによって支援体制を確立し、その基盤整備等の拡充を図ってまいりたいと考えます。
どうぞ、皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願い申しあげます。
セールスレップ組合
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